社会復帰への道

ひきこもりを解決するためには、両親、精神科医、カウンセラー、また場合によっては職場や学校などが協力し、支援を続けていく必要があるのです。

ひきこもりの原因は、複雑な要因が絡み合っています。

そのことから、カウンセリングを行なうことにより、その原因を少しずつ整理していくことで、解決への方法を導き出せる場合もあります。

うつ病や対人恐怖症などのような精神疾患がみられる場合は、精神科を受診して、適切な治療が必要な場合もあります。

外出や登校、公共交通機関を利用することができない場合は、段階的な行動療法を行なって、補助者と一緒に改善を目指す方法もあります。

また、ひきこもりから脱却できても、その後もいくつかの問題が起こります。

学生の場合は、同級生との学力の格差が大きいと、やる気をなくして、またひきこもりに戻ってしまう場合があります。

この場合は、学校の先生や家庭教師などに本人の状況を理解してもらい、学力を取り戻すことができるように、個別に努力していく必要があります。

家族にできること

ひきこもっている本人は、部屋にずっと閉じこもって、インターネットやゲームをやっていても、本当に楽しいと思って続けているわけではありません。

家族の気持ちを、人一倍感じ取っていることが少なくありません。

家族が自分のことで悩んで、大きな負担をかけていることはわかっているし、申し訳ないと思うけれど、どうしたら良いのか見つけ出すことができません。

心のどこかで、今の状態を何とかしたい、自分の悩みを理解してもらいたいと思っているものです。

家族はひきこもっているのには、原因があることを理解し、本人が安心できるような環境を作ることが大切です。

そのためには、家族は今ある状態を理解し受け入れている、という雰囲気が本人に伝わるようにすると良いでしょう まず、家庭の中で本人が安心して振舞うことができれば、自然に家族と会話することができるようになるかもしれません。

コミュニケーションの仕方は、社会的な将来についてではなく、今の日常生活についてなどを話題にしましょう。

また、本人が日ごろできていることに目を向けて、誉めたりお礼を言ったりすることに心がけましょう。

ひきこもり
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